日本でカジノ法案が可決されたのは記憶に新しいですが、実際にどこでカジノが行われるのか、カジノ解禁はいつ実現するのか、その実現は本当に可能なのかなど実際の進行状況はあまり報道されていません。この記事では2019年4月時点でのカジノ候補地についての情報をお届けします。 IR(統合型リゾート)推進法案、IR実施法案が既に成立していて、現在日本のカジノ法案は候補地の選定をする段階に入っています。現在カジノ解禁の候補地としては下記の市が有力とされています。 大阪・夢洲 夢洲は現在(2019年4月)の段階で最も有力なIR誘致候補地といわれています。その理由としては夢洲の土地改革への高いポテンシャルや、海外・国内からのアクセスの良さが他の候補地よりも優れているからといわれています。夢洲は過去に土地改革のために申請されていましたが、利用されなかったため今回のIR法案では推進されています。 和歌山・マリーナシティ 和歌山県も大阪に続いてIR誘致に積極的で、誘致を申請予定としている有力候補地の一つです。フルーツの生産や漁業な和歌山県ではマリーナシティがIRに最適な場所として推進されています。温泉があり海辺を見渡せる絶景のロケーションは統合型リゾートとしてふさわしいでしょう。アクセスが心配されていますが今後の展開に期待です。 神奈川・山下ふ頭 神奈川県横浜市、みなとみらいの一角をなす山下ふ頭は大さん橋、赤レンガ倉庫、山下公園と主要観光スポットが目白押しです。国際客船ターミナルである大さん橋もすぐ近くにあり、東京や羽田空港からのアクセスも良いため、アクセスがよく大阪に続く有力候補地の一つといわれています。現状ではIRに対して申請を検討中といわれています。 長崎・佐世保市 九州の有力な候補地の一つに佐世保市が挙げられています。佐世保市はハウステンボスのバックアップもあり、IR誘致に熱心です。IR誘致に関しては申請予定としており、今後の動向に注目です。 以上が現在最も有力視されている候補地です。IR候補に名乗りを上げる市や行政が多い中で、沖縄は従来の観光産業や自然を保護する目的で申請しないとしています。カジノ候補地確定までは2年から3年ほどかかるといわれており、まだまだ目が離せない状況です。